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こんにちは、作業療法士でありボッチャ指導者のKOJです。
赤のボールがジャックボールから少し離れたところにあって、その赤のボールの周りには青のボールがいっぱいある。
ジャックボールの近くに青いボールがいっぱいあるけど・・・
この場合は何対何になるの?
こんな風にわからないということがあって困ることがあると思います。
さらに、『ゲームしたけどどうしたら勝てるようになるのか』という疑問に対して負けている状況から逆転するための投球のヒントになることを考察してみました。
- 実例をもとに1エンドの得点の見分け方を解説しています
- 最後にもう1球があったら!?逆転できる投球のヒントを考察しています
KOJ
- 「KOJのボッチャ教室」のブログ管理者
- 作業療法士
- ボッチャ指導者
- 女の子と男の子の二児の親
実例vol.2と得点の結果
今回の実例はコチラの状態でエンドが終了した結果になります。
ジャックボールに赤のボールが少し離れていますが青のボールより近い展開でエンド終了しています。
得点の結果は赤が1点、青が0点で赤の勝利となります。
赤1点、青0点で赤の勝利!
実例vol.2の得点の見分け方
それでは、エンドの得点の見分け方を解説していきます。
勝敗の見分け方
まず見分け方で最初に見るのはジャックボールと赤ボールと青ボールの距離感です。
白のジャックボールに近いのが赤と青では赤のボールが近いのがわかりますよね。
よって、赤の勝ちが判断できます。
得点の見分け方
次に、赤と青の得点の見分け方を解説していきます。
赤の得点の計算の仕方
まずは、ジャックボールに近い赤の得点の計算の仕方を解説していきます。
最初にジャックボールに1番近い青ボールを探します。
ここではこの黄色で囲んだ青ボールがジャックボールに近いボールですね。
そして、このジャックボールから青のボールとの距離を半径として円をジャックボールを中心にして書いた時に円の中にある赤のボールが得点となります。
今回のエンドでは黄色で囲んだ赤のボール1球だけがジャックボールを中心に青のボールまでの距離を半径にした円の中に入っています。
よって、赤は1点です。
青の得点の計算の仕方
次に青の得点の計算の仕方を解説していきます。
ボッチャのルールではジャックボールを中心に相手のボールとの距離を半径とした円の中にある自分のカラーボールが得点となることが決まりとなっています。
ということは、今回の青ボールにとって相手の赤ボールでジャックボールに1番近いのは…
この黄色で囲んだ赤のボールになりますよね。
赤のボールより青のボールでジャックボールに近いボールはありません。
ボッチャのルールで得点となるのは相手のボールよりジャックボールに近いボールの数が得点となるわけです。
ですので、今回の青の得点は赤よりジャックボールに近い青のボールが無いので0点となります。
今回のエンドの得点は、赤1点、青0点で赤の勝利!
もっとわかりやすく得点の見分け方を画像で解説しています。なんかよく分からないなとスッキリしないかたはコチラをご覧ください。
↓↓↓
実例vol.2の最後にもう1球があったら!?
今回は青のボールが後1球残っている状況で逆転を目指して考えていきます。
この青が負けている展開で最後にもう1球青が投げれるとしたらどうするか!?
どこに・どんな投げ方で投げたら逆転できるのかを考えていきたいと思います。
まずは、現状を整理していきますね。
現状の整理
投球する方向は下の方(矢印の向き)から投げる設定です。
ボールの位置はジャックボールに赤のボールが近いですがボール半個分離れている。
ジャックボールへの直線の投球ルートの前に赤のボール3つが横並びで壁になっている。
ジャックボールより左手前に青のボールがある。
この現状で考えなければいけないのはジャックボールに直接アプローチすることは難しいということです!
投げる選択としては
この2択が考えられると思います。
かなり難しいショットを要求されている場面ですね。
最後の1球を投げるとしたら
ここで、最後に投げる1球を判断する基準として
この辺を今回の実例では基準にしています。
そして、私が最後の1球を投げるとしたらジャックボール左手前にある青ボールの右側にぶつけて軌道を変えるクッションを選択します。
※クッションがわからない方は解説をご覧下さい。
なぜ、ジャックボールの左手前にある青のボールに対してクッションを選択したのかを解説していきます。
今回は逆転するためにはかなり難易度が高いです。
私が考えた投げ方は2つあります。
投げ方の1つ目は、投球ルートにある赤のボールを飛び越えて直接ジャックボールに投げるロービング
投げ方の2つ目は、ジャックボール左手前にある青のボールにぶつけて軌道を変えるクッション
この2つで投げ方の2つ目のクッションを選択したのは、ロービングはピンポイントでジャックボールにぶつけるためクッションより難易度がかなり高いからです。
ロービングが得意という人はロービングでいいと思いますが、試合中に一度もロービングをしない状況でボールを転がさずに投げるのはリスクが高すぎるからです。
こんな感じで、どうしたら上手くいくのかを分析しながら考えて楽しくボッチャをやっていきましょう。
ボッチャは年齢・性別・障がいも関係なく楽しくできるスポーツです。
一緒にボッチャを楽しもう。
レッツチャレンジ!
KOJはボッチャが大好きです。
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