こんにちは、作業療法士でありボッチャ指導者のKOJです。
「ボッチャのルールってジャックボール(白いボール)を投げて次に赤いボールを投げるんです。次に青いボールを投げます。次に投げるのはジャックボールから遠い方が投げます。その次に投げるのはジャックボールから遠い方が投げて各カラーボール6個を投げ終わった時点でジャックボールに近い方が勝ちです。」
・・・
このように、言葉や文字だけ見てうまく理解できましたか?いったいどういうスポーツなの?
そこで今回の記事ですが「ボッチャのルールについて」についてです。
- ボッチャはどういうルールでやるスポーツなの?
- 言葉で説明してもらったり文字を見てルールを勉強してみたけど、いまいちルールを理解しきれないな・・・
- ボッチャのルールについて
- 1エンドのボッチャの投げる順番をボールを1球ずつ動かして画像で解説しています
言葉や文字だけを聞いたり読んだりするだけでは意外に理解しにくいことがあるかと思いますので、画像をふんだんに使いボッチャのルールが分かりやすいように解説しました。
これをみればボッチャのルールが一目瞭然。ばっちりわかるんじゃないでしょうか?
それでは画像をみながらボッチャのルールを学んでいきましょう。
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2022/01/KOJ-1024x1024.png)
KOJ
- 「KOJのボッチャ教室」のブログ管理者
- 作業療法士
- ボッチャ指導者
- 女の子と男の子の二児の親
ボッチャは障がいを持った人もできるスポーツです。障がいを理解し関わり方が得意な医療従事者がボッチャの活動に関わっていたら最高です。
医療従事者の方はご一読下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2022/06/Bocciaのアイキャッチ-320x180.jpg)
ボッチャのルール:投げる順番について
ボッチャのゲームの流れ
- ジャックボールを投げる
- ジャックボールを投げた人が赤のカラーボールを投げる
- 青のカラーボールを投げる
- ジャックボールから遠い方がカラーボールを投げる
- 各カラーボール6球投げたらエンド終了
①ジャックボールを投げる
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド1-1024x576.jpg)
今回は個人戦といたします。試合の開始は基本的にジャックボールを投げるのは赤のボールを投げる方になります。
ですので先行になった方が必然的に赤のボールを投げることになります。
赤がジャックボールを投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド2-1024x576.jpg)
赤がジャックボールを投げます。
②赤いカラーボールを投げます
赤が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド3-1024x576.jpg)
ジャックボールを投げた人が続けて赤いカラーボールを投げます。
③青いカラーボールを投げます
青が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド4-1024x576.jpg)
青いカラーボールを投げます。
④次からはジャックボールから遠い方が投げていきます
次からはジャックボールから遠い方が投げていきます。
次に投げるカラーボールの決め方
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド5-1024x576.jpg)
次に投げるのはジャックボールから遠い方になります。次に投げる方の見分け方を上の画像を見ながら解説いたします。
ジャックボールから赤と青どちらのカラーボールが遠いのかを黄色い矢印で示しました。このようにみると青のカラーボールが遠いことがわかると思います。
よって、次に投げるのは青になります。
青のカラーボールを投げる
青が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド6-1024x576.jpg)
青のカラーボールを投げます。
すると青のカラーボールがジャックボールに近くなりました。
次に投げるのは赤のカラーボールとなります。
赤のカラーボールを投げる
赤が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド7-1024x576.jpg)
赤のカラーボールを投げます。
それでも青のカラーボールが近く、赤のカラーボールが遠いままです。
よって、次も赤のカラーボールを投げます。
赤のカラーボールを投げる
赤が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド8-1024x576.jpg)
赤のカラーボールを投げます。
まだ、青のカラーボールが近く赤のカラーボールが遠いので赤のカラーボールを投げます。
赤のカラーボールを投げる
赤が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド9-1024x576.jpg)
赤のカラーボールを投げます。
すると赤のカラーボールがジャックボールに近くなりました。
次は青のカラーボールを投げます。
青のカラーボールを投げる
青が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド10-1024x576.jpg)
青のカラーボールを投げます。
青のカラーボールが遠いままですので、次も青のカラーボールを投げます。
青のカラーボールを投げる
青が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド11-1024x576.jpg)
青のカラーボールを投げます。
それでも青のカラーボールが遠いので、次も青のカラーボールを投げます。
青のカラーボールを投げる
青が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド12-1024x576.jpg)
青のカラーボールを投げます。
まだ青のカラーボールが遠いので青を投げます。
青のカラーボールを投げる
青が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド13-1024x576.jpg)
青のカラーボールを投げます。
青のカラーボールがジャックボールに近くなりました。
赤のカラーボールが青のカラーボールより遠くなりました。
よって次は赤のカラーボールを投げます。
赤のカラーボールを投げる
赤が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド14-1024x576.jpg)
赤のカラーボールを投げます。
まだ青のカラーボールが近いので赤のカラーボールを次に投げます。
赤のカラーボールを投げる
赤が投げて下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド15-1024x576.jpg)
赤のカラーボールを投げます。
⑤ボールを投げ終え1エンド終了
1エンド終了です。
各カラーボール6球をすべて投げ終えたら終了です。
相手が投げ終えた時点で勝ちが決まっている状態であれば自分のボールは投げずに終了することもできるんです。
より多くの得点をとるためにチャレンジするのもありです。
ボッチャのルール:勝敗の見分け方と得点について
勝ったのはどっち?勝敗の見分け方。
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド16-1024x576.jpg)
コートを上からみると次のような結果になっていました。
どちらがジャックボールに近いかというと、黄色い枠でジャックボールから遠い方のカラーボールの端までを囲んでみています。
すると、赤のカラーボールが青のカラーボールよりジャックボールに近いことが分かると思います。
今回のエンドは赤の1:0で勝ちとなります。
赤1点で赤の勝ち!
こういう場合はどっちが勝ちで得点は?
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2021/11/スライド17-1024x576.jpg)
こういう場合はどっちが勝って何点になるのかというと、黄色い丸の中に赤いカラーボールが少しでも入っていると点数になるので3つ入っていることが分かると思います。
よって、赤が3:0で勝ちになります。
赤3点で赤の勝ち!
同じ距離だったら勝敗はどうなる?
ジャックボールに赤と青のカラーボールが同じ距離にあった場合はどうなるかというと
勝敗は引き分けになります。
得点は赤と青の各ボールが1つずつ同じ距離にあった場合は1対1の同点になります。
ボッチャの得点の見分け方についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
ボッチャのルール:エンドについて
エンドは対戦人数で変わる
個人戦とペア戦は4エンド。
団体戦は6エンドとなります。
タイブレークについて
すべてのエンドが終了した時点で得点が同点の場合に延長戦を行います。
ボッチャのルール:投げ方について
ボッチャの投げ方は自由です。上投げでも下投げでも投げることができます。
パラリンピックなどの大会では障がいの程度によってクラス分けがされています。
クラスによっては足でけることも許されています。
さらに、ボールを持って投げることが出来ない場合はランプという補助具を使って投げる(転がす)ことが出来ます。
ボッチャのルール:ボッチャは何人でやるスポーツなのか
ボッチャは試合が個人戦、ペア戦、団体戦とあります。
個人戦は1対1の試合になります。
ペア戦は2対2の試合になります。
団体戦は3対3の試合になります。
ですのでボッチャは最小で2人、最大で6人でやるスポーツになります。
ボッチャのルール:どんな人がやるスポーツなのか
ボッチャは障がい者でも出来るように障がい者のために考案されたスポーツです。そのため、どんな人でも楽しめるスポーツであり子供から高齢者・障がいの有無に関わらず全ての人でできるスポーツです。
ボッチャはパラリンピックの正式種目になっているため障がいを持った人がやるスポーツとして認識されがちですがどんな人でもできるスポーツです。
レクリエーションで行うボッチャのルールについて
人数
人数は1対1でも6対6でもボールがある分で人数を決めて楽しんでいいです。
参加者の人数やコートの数に合わせて人数も決めていきましょう。
対象
子供から高齢者、障がいの有無に関わらず全ての人が対象になります。
誰でも参加したチーム戦も楽しいです。
投げる順番
投げる順番は公式のルールにのっとって行いましょう。
投げる順番を崩してしまうとボッチャではなくなってしまいます。
得点とエンド
得点は公式に合わせましょう。
エンドに関しては人数や時間などに合わせて変更していいと思います。
人数が多くて時間が短ければ1エンドで試合数を多くすることでたくさんの人が試合が出来るようになります。
とにかくみんなで楽しめるようにエンドの数を決めましょう。
投げ方
投げ方は自由にしたりクラス分けしたりと自由にしましょう。
無差別に投げたりけったりランプ使ったりして楽しむのもありです。
ボッチャのルールのまとめ
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2022/04/まとめ-1024x576.jpg)
ボッチャのゲームの流れはわかりやすかったでしょうか?
ボッチャのゲームの流れ
- ジャックボールを投げる
- ジャックボールを投げた人が赤のカラーボールを投げる
- 青のカラーボールを投げる
- ジャックボールから遠い方がカラーボールを投げる
- 各カラーボール6球投げたらエンド終了
勝敗の見分け方と得点
ボッチャは年齢・性別・障がいも関係なく楽しくできるスポーツです。
一緒にボッチャを楽しもう。
レッツチャレンジ!
ボッチャのルールは非常に簡単だし誰でも出来るというところで障がい者や高齢者・子どもたち児童でもレクリエーションなどでの利用ができます。
医療従事者の方はご一読下さい!
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2022/06/Bocciaのアイキャッチ-320x180.jpg)
![](https://kojblog.com/wp-content/uploads/2022/08/Tシャツ.jpg)
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KOJはボッチャが大好きです。
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