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こんにちは、作業療法士でありボッチャ指導者のKOJです。
青のボールがジャックボールにぴったんこ!
もう1個少し離れて青のボールがジャックボールの近くにあるけど・・・
この場合は何対何になるの?
こんな風に得点がわからないということがあって困ることがあると思います。
さらに、『ゲームしたけどどうしたら勝てるようになるのか』という疑問に対して負けている状況から逆転するための投球のヒントになることを考察してみました。
- 実例をもとに1エンドの得点の見分け方を解説しています
- 最後にもう1球があったら!?逆転できる投球のヒントを考察しています
KOJ
- 「KOJのボッチャ教室」のブログ管理者
- 作業療法士
- ボッチャ指導者
- 女の子と男の子の二児の親
実例vol.3と得点の結果
今回の実例はコチラの状態でエンドが終了した結果になります。
ジャックボールに青のボールがくっついており、さらにボール半個分離れたところにも青のボールがあります。
赤のボールもかなりジャックボールの近くにありますが、青のボール2個がジャックボールに近い展開でエンド終了しています。
得点の結果は赤が0点、青が2点で青の勝利となります。
赤0点、青2点で赤の勝利!
実例vol.3の得点の見分け方
それでは、エンドの得点の見分け方を解説していきます。
勝敗の見分け方
まず見分け方で最初に見るのはジャックボールと赤ボールと青ボールの距離感です。
白のジャックボールに近いのが赤と青では青のボールが近いのがわかりますよね。
よって、青の勝ちが判断できます。
得点の見分け方
次に、赤と青の得点の見分け方を解説していきます。
青の得点の計算の仕方
まずは、ジャックボールに近い青の得点の計算の仕方を解説していきます。
最初にジャックボールに1番近い赤ボールを探します。
ここではこの黄色で囲んだ赤のボールがジャックボールに近いボールですね。
そして、このジャックボールから赤のボールとの距離を半径として円をジャックボールを中心にして書いた時に円の中にある青のボールが得点となります。
今回のエンドでは黄色で囲んだ青のボール2球がジャックボールを中心に赤のボールまでの距離を半径にした円の中に入っています。
よって、青は2点です。
赤の得点の計算の仕方
次に赤の得点の計算の仕方を解説していきます。
ボッチャのルールではジャックボールを中心に相手のボールとの距離を半径とした円の中にある自分のカラーボールが得点となることが決まりとなっています。
ということは、今回の赤のボールにとって相手の青ボールでジャックボールに1番近いのは…
この黄色で囲んだ青のボールになりますよね。
青のボールより赤のボールでジャックボールに近いボールはありません。
ボッチャのルールで得点となるのは相手のボールよりジャックボールに近いボールの数が得点となるわけです。
ですので、今回の赤の得点は青よりジャックボールに近い赤のボールが無いので赤は0点となります。
今回のエンドの得点は、赤0点、青2点で青の勝利!
もっとわかりやすく得点の見分け方を画像で解説しています。なんかよく分からないなとスッキリしないかたはコチラをご覧ください。
↓↓↓
実例vol.3の最後にもう1球があったら!?
今回は赤のボールが後1球残っている状況で逆転を目指して考えていきます。
この赤が負けている展開で最後にもう1球赤が投げれるとしたらどうするか!?
どこに・どんな投げ方で投げたら逆転できるのかを考えていきたいと思います。
まずは、現状を整理していきますね。
現状の整理
投球する方向は下の方(矢印の向き)から投げる設定です。
そして、コート上の位置はジャックボールラインを越えてすぐくらいの黄色の丸で示したあたりの位置です。
ボールの位置関係はジャックボールの右前にピタリと1個あり左側にボール半個分離れて青のボールが1個ある。
赤のボールは手前に2個、ジャックボールより奥に4個。
この現状で考えなければいけないのはジャックボールに青のボールがピッタリくっついていること!
ジャックボール前(投球ルート)に青と赤のボールが重なっていること!
投げる選択としては
この2択を考えました。
左利きだったらジャックボールに直接プッシュを狙えたかもしれないですね。
こういう時に右でも左でも投げれたらなぁ〜って思っちゃいます。
とにかく、上手くいけばジャックボールが奥に移動して赤が大量得点のチャンス!!!
最後の1球を投げるとしたら
ここで、最後に投げる1球を判断する基準として
この辺を今回の実例では基準にしています。
そして、私が最後の1球を投げるとしたら直接ジャックボールにロービングですね。
※ロービングがわからない方は解説をご覧下さい。
なぜ、ジャックボールにロービングを選択したのかを解説していきます。
今回は大量得点が狙えるチャンスっていうところも選択のポイントになっています。
投球の基準にあてはめて考えるとこれです。
考えの1つ目は、ジャックボールラインを少しこえたあたりという位置が近場ということです。近い場所であれば狙った技(今回はロービング)が上手く決まる可能性が高いと判断したからです。
考えの2つ目は、ジャックボール前に重なってボールが2個あるところにプッシュ及びヒットを狙ってもジャックボールが大きく動かない可能性が高いことです。
ボールの硬さなどによっては転がりやすさが違いますが、密集していると意外にボールが動かず投げたボールが弾かれることがあります。
なので、今回は投球技術が必要なロービングを選択してジャックボールが奥に移動することにチャレンジですね!
大量得点がまっています!!!
こんな感じで、どうしたら上手くいくのかを分析しながら考えて楽しくボッチャをやっていきましょう。
ボッチャは年齢・性別・障がいも関係なく楽しくできるスポーツです。
一緒にボッチャを楽しもう。
レッツチャレンジ!
KOJはボッチャが大好きです。
そんなボッチャ好きの作業療法士であるKOJがおすすめしたいものを厳選してみました。
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