こんにちは、作業療法士でありボッチャ指導者のKOJです。
ボッチャをやり始めて地元でボッチャ教室を行いホームページやSNSで活動を発信しているとボッチャの体験会の依頼をいただくことが出てきます。
いまではどんな感じで体験会をひらけばいいなってことのノウハウを持てるようになったので不安がなくなりました。
でも、体験会を初めて受けたときや数回しか経験がないときはどんな感じでやったらいいんだろう。うまくいくかな・・・
こういう風に不安になってました。
そこで今回の記事ですが「ボッチャ体験会のやり方」についてです。
- ボッチャ体験会を開いて普及活動していきたいな・・・
- どんな感じでボッチャの体験会をやったらいいのか分からない。
- ボッチャ体験会のやり方について
- ボッチャ体験会の盛り上げ方について
それではボッチャ体験会のやり方や盛り上げ方についてお話します。
KOJ
- 「KOJのボッチャ教室」のブログ管理者
- 作業療法士
- ボッチャ指導者
- 女の子と男の子の二児の親
ボッチャ体験会を始める前にすること
まずは自己紹介
こんにちは、作業療法士でありボッチャ指導者のKOJです。
ここでは自分はこんな人ということやPRしたいことをさらっと話しましょう。
あまり話し過ぎるのはNGです。
できればボッチャを指導しているボッチャをプレーしている人というイメージを持ってもらいましょう。
今日はみなさんと一緒にボッチャというスポーツを楽しみたいと思います。
ボッチャが楽しいスポーツなんだなって思ってもらえるように出来るだけ明るい感じで話してみて下さい。
ボッチャを知っている人がいるか確認
ところで、ボッチャというスポーツを知っている人いますか?
このように質問を投げかけながら手を挙げてみて参加者の反応をみて下さい。
私の経験からすると3つくらいのパターンがあります。
- シーンとなり誰も知らないパターン
- パラパラと数名が知っているパターン
- 過半数を超えるくらい知っているパターン
いまのところ全員が知っているという体験会に出合ったことがありません!
当たり前ですね。
みんな知っていたら体験会をする必要がありません。
はい、知っています。
今回は、数名が知っているパターンで進めていきます。
どれくらいボッチャのこと知ってますか?
ここではボッチャのことをどれくらい知っている人がいるのか確認しましょう。
ボッチャの普及具合が知れたり、ボッチャに興味を持っている人がいるという事を知れます。
東京でやったパラリンピックでボッチャ見ました。
東京パラリンピックでは杉村さんという人が金メダルとりましたよね!
試合見てたんですけどハラハラドキドキしましたね。
参加者の返答に返事をして次に進んでいきましょう。
ボッチャの説明
ボッチャボールについて
ボッチャボールのセットを準備しておいて話に合わせてジャックボールや赤・青のボールをみんなに見えるように持ってボッチャボールの説明をしていきます。
ボッチャは白いボール1球と赤と青のボール各6球を使って試合を行います。
そして、白いボールをもう一度持ってジャックボールについて説明していきます。
この白いボールですがジャックボールという名前がついており目標になるボールです。このボールに赤と青のボールを投げあって近い方が勝ちというスポーツです。
もし、時間に余裕があればボールセットの値段を話すとみなさんおどろいて会場がざわっとします。
今日持ってきたボッチャボールのセットですがいくらくらいすると思いますか?
10,000円くらい!
ボッチャボールセットですが準備したボールセットの値段を伝えてみましょう。
私達のボッチャ教室で使っているボールセットがケンコーのボールですのでここでは88,000円と伝えます。
このボールセット全部で88,000円するんですよ!
えッ!高い!?
会場がザワザワします。
ボッチャのコートについて
始めからボッチャのコートまで興味をもっている人ってなかなかいません。
実際にボールを投げて試合していくと質問が出てきます。
この線は何ですか?
例えばジャックボールラインの使い方とかです!質問が出た時に詳しく説明するのがいいと思います。
なので、始めのコートの説明は
- スローイングボックス
- ジャックボールライン
- クロス
- 公式のコートの広さ
この辺りをサラッと説明しましょう!
記事:ボッチャのコートについて
投げ方について
ボールの投げ方は自由です。上投げ下投げ、蹴ることもできます
大会などでは障がいの区分によってクラス分けされていて蹴るのはダメとなっているなど、クラス分けがある事を説明します。
ランプを体験会で使用できる場合はランプを使うことで投げれない人も参加できるスポーツであることをPRします。
ボッチャのルールについて
ボッチャは白い球、ジャックボールに赤と青の各6球を投げ合って近い方が勝ちというルールです
まずは、大筋のルールを伝えます。
ボッチャは6球ずつ投げ合って1ゲーム行います。この1ゲームをエンドと呼んでいて、1試合を個人戦やペア戦は4エンド行います
実際には4エンドの合計得点で勝負が決まるので1エンド勝ったからといって勝利ではありません
4エンドの合計得点で勝敗が決まるのでたくさん点数をとった方が勝ちです
この勝敗の説明は言葉だけで説明してもピンとこないパターンが多いので
実際に試合をしてみましょう
と進めていいと思います。
実際にボールを使ってボッチャ体験スタート
グループ分け
個人戦で行うと負けが続いた人はつまらなくなることがあります。
陽気な人であれば負けても楽しみますが、恥ずかしがり屋な人などでは楽しそうな表情が見えなくなることがあります。
なので数名のグループを組んでもらって協力しあう感じがワイワイどんな人でも楽しめます。
グループも管理しやすいようにあまり多くない方が良いです。
私がよくやるグループ分けは1コートに3グループです。
2コートあれば1コート3グループの計6グループ作ります。
審判をしながら実際に試合をして再度ルール説明をしていく
先程、言葉で説明したルールですがなかなかすぐ理解するのは難しいです。
実際にボールを投げながら説明した方が理解しやすいのでルールを説明しながら投げていってもらいます。
この時に、ジャックボールラインなどの説明を詳しくしていくと参加者はすぐ理解してくれます。
勝敗と点数の説明
1エンド終わったら勝敗と点数を実際に計算してみます。
この時に、
- ジャックボールに赤と青2つくっついていたら
- ボールの上に乗っかっていたら(ライジング)
色んなパターンで問題を出して何点か答えてもらうゲームをするのがおすすめの説明の仕方です。
ジャックボールに赤と青どちらもくっついていたら勝敗と点数はどうなると思いますか?
ボッチャの技3つを実技を交えて教える
ボッチャはただ投げるだけではなくて技を知って試合していくと楽しさが増すことを伝えます。
ここで教えるボッチャの技は
- アプローチ
- ヒット
- プッシュ
この3つです。
技について詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧下さい。
記事:ボッチャの技7選!
リーグ戦およびトーナメント戦
ただ試合をしていると徐々に盛り上がりにかけてきますのでリーグ戦やトーナメント戦を簡易的でもやるとすごく盛り上がります。
負けてる…
勝ってる!
こんな気持ちが芽生えると楽しくなるものです。
ボッチャ体験会の終わり方
優勝チームを決めて体験会を盛り上げて終わる
ただゲームをして終わるより勝った回数が多かった2チームで決勝戦を行うと盛り上がります。
強かったチームは投げ方だったり、戦術などが上手なチームなので見ていても楽しめます。
上手にアプローチしたりと技が決まると盛り上がり会場の雰囲気が良くなります。
最後に優勝したチームにみんなで拍手して終わりましょう。
ボッチャをやってみての感想を聞く
ボッチャをやってみてどうでしたか?
感想を聞くことはけっこうためになります。
体験会の印象であったり、次の体験会に生かせるような感想を話してくれることがあります。
すごく楽しかったです
なにより、楽しかったという感想が聞けるのが嬉しいんですよね。
ボッチャについての情報を提供
もし、自分たちが活動しているチーム出会ったり協力して欲しいことを伝えましょう。
新たな協力者が出てくる可能性があります。
ボッチャというスポーツが広がっていくように情報提供や協力者を発掘していくのはとても大事な体験会の目的です。
ボッチャは年齢・性別・障がいも関係なく楽しくできるスポーツです。
一緒にボッチャを楽しもう。
レッツチャレンジ!
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