ボッチャは、年齢や体力に関係なく誰でも楽しめるスポーツですが、「どんなボールを選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
実は、ボッチャのボールには公式戦で使用される競技用やレクリエーション向けのものまで、さまざまな種類があります。
例えば、公式球は1セット数万円から数十万円することもありますが、初心者向けの手頃なセットも販売されています。
また、ボールの硬さや重さによってプレイのしやすさが変わるため、目的に合った選び方が大切です。
この記事では、ボッチャ初心者に向けて、ボール選びのポイントやおすすめアイテムを詳しく解説します。「とりあえず安いものでいいの?」「公式球とレク用の違いは?」などの疑問にもお答えしますので、ぜひ最後まで読んで、自分にぴったりのボールを見つけてください!
ボッチャのボールとは?基礎知識を押さえよう

ボッチャの基本ルールとボールの役割
ボッチャは、ジャックボール(白い目標球)に自分のボールをどれだけ近づけられるかを競うスポーツです。
赤と青のボールを使い、交互に投げたり転がしたりして戦います。ボールは手だけでなく、足や補助具を使って投げることも可能です。
実は、ボッチャのボールは内部に細かい粒が詰まっており、ボールの形が変わり転がり方に変化が出るのが特徴です。
ボッチャのボールの種類と特徴
ボッチャのボールは、大きく分けて「公認球」「公認球の規格に準じた物」「レクリエーション用」の3種類があります。公認球は公式大会で使用されるもので、大きさや重さが国際基準に沿っています。一方、レクリエーション用は価格が抑えられているもののボールが硬くて転がりすぎる物があります。
ボールの価格帯と選び方の基準
ボッチャのボールは、セットで3万円前後の物から公認球では20万円と高価な物まで幅広い価格帯があります。
公式戦を目指すなら公認球が必要ですが、初心者は公認球の規格に準じた物から試してみるのがおすすめです。特に、子どもや高齢者が使う場合は、柔らかくて握りやすいボールを選ぶとより楽しめます。
初心者におすすめのボールはこれ!目的別に選ぼう

【競技志向の人向け】公式大会でも使えるおすすめボール
ボッチャを本格的にプレーしたいなら、国際ボッチャ連盟(BISFed)公認のボールがおすすめです。
公認球は硬さを選ぶことができ、精度の高いプレーが可能になります。代表的なメーカーには「Handi Life Sport」があり、価格は1セット9万円と高めですが、耐久性があり長く使えます。
ちなみに、プロ選手は自分の投げ方に合う硬さのボールを選ぶため、セット内のボールをカスタマイズすることもあります。
【レクリエーション向け】高齢者や初心者に優しい柔らかめのボール
初心者や高齢者が本格的に楽しむなら、審判用具やケースがしっかりある公認球でありながら価格が抑えめのボールセットが適しています。ボールが適度に柔らかく転がり方もかなりいいです。
レクリエーションで行うからとレクリエーション用を安易に選んでしまうと野球ボールなみにボールが硬く転がりすぎてボッチャにならないようなボールが存在します。購入には注意が必要です。
【コスパ重視】手軽に始めたい人向けの安価なボールセット
「とりあえずボッチャを試してみたい!」という方には、ボッチャボールの中でも手頃な価格の公認球の規格に準じたボールセットがおすすめです。競技用に比べると若干精度は落ちますが、ルールを覚えたり、友人や家族と楽しんだりするには十分です。
まずは手軽なセットでボッチャの魅力を体験し、大会に出たいと思ったら本格的なボールを検討するのもよいでしょう。
ボッチャのボール選びで失敗しないために知っておきたいこと

「安いボール=ダメ」ではない?目的に合った選び方をしよう
「ボッチャのボールは高価なものを選ばないといけないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、必ずしも高価なボールが正解ではありません。
たとえば、公式戦を目指すなら9万円以上する公認球が必要ですが、レクリエーションや初心者向けなら安価なボールでも十分楽しめます。
実際、学校や福祉施設では3万円前後のセットが使われることが多く、カジュアルに遊ぶには最適です。大事なのは「自分の目的に合ったボール」を選ぶことなのです。
ボールの硬さの違いによるプレイスタイルへの影響
ボッチャのボールには「硬め」と「柔らかめ」があり、プレイスタイルに影響を与えます。硬いボールは転がりやすく止まりにくい。
そのため強く投げることができるため相手のボールにぶつけて弾き飛ばすことができます。一方、柔らかいボールは転がりにくく止まりやすい。そのため細かいコントロールがしやすく、戦略的なプレーが可能です。
プロの選手は、場面に応じて硬さの異なるボールを使い分けることもあるのです。
「ボッチャをやってみたい!」と思ったら試してみるべきこと
「ボッチャに興味が湧いてきた!」と思ったら、まずは実際にプレーしてみましょう。
地域のスポーツセンターや福祉施設では、無料の体験会が開かれていることもあります。
また、ボールを持っていなくても、身近なもので代用してルールを学ぶことが可能です。たとえば、新聞紙を丸めたボールなどで簡易的なボッチャを試すこともできます。まずは気軽に体験し、自分に合ったボール選びを楽しんでください!
まとめ
ボッチャのボール選びは、競技志向なのか、レクリエーション目的なのかによって最適なものが変わります。
公式大会を目指すならBISFed公認のボールが必要ですが、初心者や高齢者には柔らかめの公認球の資格に準じたボールが適しています。手軽に始めたいからとレクリエーション用などを安易に買ってしまうとボールが硬すぎてボッチャの楽しさを味わえない場合があります。
ボールの硬さによってプレイのしやすさが変わるため、自分のプレースタイルに合ったものを選ぶことが大切です。例えば、強いボールを投げるなら硬め、細かいコントロールを重視するなら柔らかめが向いています。プロ選手が状況に応じて使い分けるように、初心者もいろいろ試してみると面白い発見があるかもしれません。
まずは、地域の体験会や身近なアイテムでボッチャを試してみましょう。新聞紙を丸めたボールを使うだけでも、ボッチャの基本的な楽しさを味わえます。自分に合ったボールを見つけて、ボッチャの奥深さを体感してください!
