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こんにちは、作業療法士でありボッチャ指導者のKOJです。
ボッチャの講師依頼があって親子レクや子供を対象にして行うことがあります。
ボッチャはルールが簡単だしすぐに楽しめるようになるんですよね。
低学年の子供もすぐ覚えれるしルールを守ろうとします。
スポーツが得意な子も男の子も女の子も一緒に出来るし上手くいけば「やったー」って楽しそうにみんなで喜んでいます。
でも、ボッチャの正式なルールでやろうとするとつまらなくなることがあったんですよね。
ボッチャを始める前にボッチャのルールを説明しなければなりません。
ルール説明をしっかりしていくとボッチャを楽しむというよりボッチャを学ぶ(勉強する)みたいな感じになってしまって説明時間が長くなってしまいます。
実際ルールを説明してチーム戦を一人一人スローイングボックスに入ってやってみると元気な子供たちが静かにボッチャをやっていました。
真剣にやっている!
と見ればいいかもしれませんが・・・
子供たちには元気いっぱい楽しんでボッチャをやって欲しいですよね。
そこで今回の記事ですが「ボッチャのルールを子供向けにしてみよう」についてです。
- ボッチャはルールそのままで子供でも楽しめるのかな?
- ボッチャを子供にやらせたいけどどういう風にやらせよう・・・
- ボッチャのルールを子供向けにする考え方について
- 子供の発達の課題とボッチャのルールが子供の発達に与える影響について
それではボッチャのルールは子供にも楽しめるようになるのかについてお話します。
KOJ
- 「KOJのボッチャ教室」のブログ管理者
- 作業療法士
- ボッチャ指導者
- 女の子と男の子の二児の親
ボッチャのルールのおさらい
ボッチャのルールは以下の通りです。
今回はジャックボールを投げるのを赤とします。
- ジャックボールを投げる
- ジャックボールを投げた方がカラーボールを投げる
- 違う色の方がカラーボールを投げる
- ジャックボールから遠いカラーボールの方が投げます
- 各6球のカラーボールを投げ終わったら点数計算
ジャックボールを投げる
まずは、ジャックボールをコートに投げ入れます。ジャックボールを投げる場所は決まっていませんので投げないところに投げます。
自分が勝てそうなところに投げましょう。
⇒【ジャックボールを投げる場所①】近いところ・遠いところのどこがいい!?
ジャックボールを投げた方がカラーボールを投げる
ジャックボールを投げ終わったら次はジャックボールを投げた赤がカラーボールを投げます。
ボッチャはジャックボールに自分が持っているカラーボールが近い方が勝ちというルールです。
ジャックボールに最終的に近くなるように戦略を立てて進めていきましょう。
違う色の方がカラーボールを投げる
先ほど赤がカラーボールを投げたので青がカラーボールを投げます。
一手二手先を読みながら投げていきます。
始めのうちはとにかくジャックボールに近づけるように投げましょう。
ジャックボールから遠いカラーボールの方が投げます
ここから特殊なルールになります。ボッチャならでわのルールなので、この順番は崩さないようにしましょう。
とにかくボールがなくなるまでジャックボールから遠い方のカラーボールを投げます。
各6球のカラーボールを投げ終わったら点数計算
各6球を投げ終わったらエンド終了です。
どちらがジャックボールに近くて、何点なのかを計算しましょう。
ルールをもっと詳しく知りたいひとはこちらの記事をご覧ください。
⇒ボッチャのルールを画像で解説。これを見ればボッチャのルールがまる分かり!
ボッチャのルールを子供向けにする考え方
子供には楽しいを一番に感じて欲しい。
これをテーマにボッチャのルールを子供向けにする考え方を提案したいと思います。
ボッチャのルールで投げる順番は変えない
- ジャックボールを投げる
- ジャックボールを投げた方がカラーボールを投げる
- 違う色の方がカラーボールを投げる
- ジャックボールから遠いカラーボールの方が投げます
- 各6球のカラーボールを投げ終わったら点数計算
ボッチャのコートのサイズは自由でスローイングボックスの数はこだわらない
ボッチャのコートのサイズは部屋の広さに合わせて自由に作りましょう。ボッチャのコートの方にが出来れば大丈夫です。
スローイングボックスの数は6個かならず作る必要はありません。赤と青で別れればいいのでコートの半分に線を引き2つに分けて作るのもありです。
⇒ボッチャのコートのサイズを変えても楽しめる!?原寸でも小さくてもどんなサイズでもボッチャは面白いよ。
ボッチャの細かいルールは大体で大丈夫
例えばスローイングラインを少しでも踏んだらファールというルール。
ボッチャを楽しむと白熱してラインを少し踏んで投げてしまうことがあります。いちいち試合を止めずに大きく足を出した時だけ注意するくらいで大丈夫です。
子どもの発達に重視すべき課題
友達や性別や年齢を越えた関わり方
核家族の拡大によって3世代の交流はかなり少なくなっています。
こどもたちは高齢者にどのように接したらいいか分からないこともあります。これは障がい者に対してもそうです。
自分の親や兄弟以外のひととの関わりに困惑し上手く人と関われないという課題があります。
集団や社会のルールを守る
ひとりっ子という家庭も多くなっています。
我慢をしたり、人に合わせるということが苦手という課題を抱えたお子さんはいっぱいいます。
幼稚園や学校、社会に出ることでその場のルールを守るということが必要になっても我慢ができずにルールを守れない。
感情を表現する力
兄弟がいれば喧嘩して怒ったり、一緒に遊んで笑ったり。
現代社会ではゲームという仮想空間で楽しむことができる時代です。
しかし、その空間のなかで楽しい・悔しい…そんな感情を表現することは少ないです。
失敗したらやりなおせるという感じで
実際に人前にでると感情を表現することが苦手なことがでてきます。
子供たちはいろんな課題を抱えて過ごしているんだよね!
ボッチャは子どもの発達を促すのに向いている
ボッチャは対戦相手がいるスポーツです。
その対戦相手も高齢者から障がい者でも一緒にできてしまうのですからすごいスポーツです。
また、細かいルールはさておいて投げる順番などルールに合わせて行うことで集団でのルールを守るという経験になります。
そして勝負ごとですので勝った時はガッツポーズしたり自然に感情が表現されます。
ボッチャは楽しいから。
こうやってみると、ボッチャは教育の面で優れたスポーツだなと思います。
まとめ
ボッチャは子供でも誰でもできるスポーツです。しかし、細かくルールに縛り付けるのではなくボッチャが楽しいと思って色んな人と交流できるようにボッチャのルールを子供向けに変えてやってみて下さい。
子供向けにルールを変える時のポイントは
- ボッチャのルールで投げる順番は変えない
- ボッチャのコートのサイズは自由でスローイングボックスの数はこだわらない
- ボッチャの細かいルールは大体で大丈夫
ボッチャは誰でもできるスポーツです。子供の発達にも教育として取り入れるのはすごくいいなと思います。
一緒にボッチャを楽しもう。
ボッチャは年齢・性別・障がいも関係なく楽しくできるスポーツです。
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