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コーチのつぶやき

高齢者にこそボッチャ!運動不足解消&脳トレになる理由と意外なデメリット

最近、高齢者の間で「ボッチャ」が注目を集めています。

ボッチャとは、ヨーロッパ発祥のパラリンピック正式種目で、老若男女を問わず楽しめるスポーツです。実はこのボッチャ、運動不足解消や脳トレ効果が期待できるとして、高齢者の健康づくりにもぴったりなのです。

一方で、「単純すぎて飽きるのでは?」「プレイできる場所が少ない」といった声も。

確かにデメリットもありますが、それを上回る魅力があるのも事実です。例えば、ボッチャはルールが簡単で道具もシンプル。それでいて戦略性があり、やればやるほど奥深さを感じられます。さらに、座ったままでもプレイできるため、運動に不安を感じる方でも安心です。

本記事では、高齢者にボッチャが向いている理由、意外なデメリット、そして「やっぱりやりたくなる」魅力を徹底解説します!

高齢者にボッチャが注目される理由とは?

ボッチャとは?シンプルだけど奥深い魅力

ボッチャは、カーリングやペタンクに似たターゲット型スポーツです。

ルールは簡単で、目標となる白いボール(ジャックボール)に向かって、自分のボールを投げ、より近づけた方が勝ちというシンプルなものです。

しかし、ただ投げるだけではなく、相手のボールを弾いたり、自分のボールの位置を調整したりと、戦略的なプレイが求められます。

パラリンピック競技としても知られていますが、実は健常者や高齢者にも人気があり、日本国内でも競技人口が増加中です。道具さえあれば誰でも始められるため、運動経験がない方でも気軽に楽しめます。

高齢者の健康維持にボッチャが最適なワケ

ボッチャは体力をあまり必要としないため、高齢者でも安心してプレイできます。それでいて、狙いを定める集中力や投球のコントロールが求められるため、脳トレ効果やリハビリ効果も期待できると思います。

実際に、ボッチャを取り入れた介護施設では「自然に立ってボールを投げはじめた」「何もしなかった人が動いた」といったスタッフからの声が多く聞かれました。さらに、投球時には腕や肩の筋肉を使うため、軽い運動習慣にもなります。座ったままでも楽しめるため、足腰に不安がある方でも無理なく参加できるのが魅力です。

社会性もアップ!仲間と楽しめるスポーツ

ボッチャは個人戦・ペア戦・団体戦(3人チーム)が可能なスポーツです。

そのため、自然とコミュニケーションが生まれ、仲間との交流が増えるというメリットがあります。試合中は「次はどう攻める?」と作戦を立てたり、「ナイスショット!」と声を掛け合ったりする場面も多く、初対面同士でもすぐに打ち解けられます。

また、自治体や地域のクラブで定期的にボッチャ大会が開かれることも多く、参加することで新しい趣味や友人を作るきっかけにもなります。

スポーツを通じた交流が増えることで、孤立防止や認知症予防にもつながると期待できます。

ボッチャの意外なデメリットと課題

「単純すぎる?」「飽きやすい?」否定的な意見も

 ボッチャはルールがシンプルなため、「すぐに飽きてしまうのでは?」と感じる人もいます。確かに、基本的には目標のボールに近づけるだけのゲームなので、最初は単調に思えるかもしれません。

しかし、実際にプレイしてみると、相手のボールを弾いたり、自分のボールでブロックしたりと、戦略次第で勝敗が大きく変わる奥深さに気づくでしょう。特に、試合が進むにつれて「どう攻めるか?」と頭を使う場面が増え、将棋やチェスのような戦略性が求められます。

飽きるどころか、「もっと上手くなりたい!」と思う人も多いはずです。

競技性が高いとハードルを感じる人も

 ボッチャはパラリンピックの正式種目でもあるため、「本格的にやるにはハードルが高そう」と感じる人もいます。実際に、全国大会レベルになると、ボールの転がり方や角度を計算する高度な戦略が求められます。

しかし、地域のレクリエーションや健康づくりを目的としたボッチャは、そこまで難しいものではありません。ルールを覚えるのも簡単で、道具もボールさえあればいいわけです。楽しみながらプレイする分には、誰でも気軽に参加できるスポーツなのです。

競技としての奥深さがある一方で、初心者でも楽しめるのがボッチャの魅力です。

普及の壁?ボッチャをプレイできる場所の問題

ボッチャをやりたいと思っても、「近くにプレイできる場所がない」という問題があります。

体育館や福祉施設で開催されることが多いものの、まだ全国的には普及途中のため、どこでも気軽にできるわけではありません。

しかし、最近では自治体が高齢者向けのボッチャイベントを開催したり、介護施設のレクリエーションに取り入れたりするケースが増えています。

まずは地域の公民館やスポーツセンターに問い合わせてみると、意外と身近な場所で体験できるかもしれません。また、自宅でもミニボッチャセットを使えば、家族や友人と手軽に楽しめます。

ただし、ボールは意外と重いので床に投げるとドスッと落ちるので注意してください。

それでもボッチャをやるべき3つの理由

身体も頭も使うから健康効果バツグン!

 ボッチャは、ただボールを投げるだけのスポーツではありません。投げる力加減を調整したり、相手のボールの位置を見て戦略を立てたりと、身体と頭の両方を使うため、高齢者の健康維持に最適です。

「どうすれば勝てるか?」と考えることで、脳が活性化し、認知症予防の効果も期待できるでしょう。楽しみながら体と頭を動かせるのが、ボッチャの大きな魅力です。

誰でもできるからこそ、続けやすい

 運動習慣をつけたいと思っても、激しいスポーツは難しいと感じる方も多いでしょう。その点、ボッチャは座ったままでもプレイできるため、運動が苦手な方や体力に自信がない方でも気軽に始められます。

また、道具がシンプルで特別なトレーニングも不要なので、思い立ったらすぐに始められるのもポイントです。

運動は継続することが大切ですが、ボッチャはハードルが低いため、無理なく続けやすいスポーツといえます。

体験したら分かる!「やってみたら楽しい」の声多数

 ボッチャの魅力は、実際にプレイするとその楽しさがすぐに実感できることです。シンプルなルールながら、戦略を考える面白さや、うまくボールが転がったときの達成感があり、夢中になる人が続出しています。

また、仲間と一緒にプレイすることで、「気づいたら笑顔になっていた」「チームで作戦を考えるのが楽しい」といった声も多く聞かれます。

ボッチャは、単なるスポーツではなく、人とのつながりを深めるコミュニケーションツールとしても魅力的なのです。

ぜひ一度体験して、その面白さを実感してみてください!

ABOUT ME
KOJ
・「KOJのボッチャ教室」のブログ管理者 ・作業療法士 ・ボッチャ指導者 ・女の子と男の子の二児の親

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