こんにちは、作業療法士でありボッチャ指導者のKOJです。
ボッチャって障がいを持った人も行うことが出来るスポーツです。障がいを持った人も出来るというより障がいを持った人のために開発されたスポーツなんです。
このように障がい者のために開発されたスポーツであるため参加者は障がいを持った人も参加することが多くなります。
そんなボッチャというスポーツはどんな職業の人が関わって活動を支えるのが向いているのでしょう。
やはり障がいにつての知識や障がいを持った人に関わっている職業の人がボッチャを支えてくれることを期待したいと思います。
そこで今回の記事ですが「ボッチャの活動を支えるのに向いている職業」についてです。
- ボッチャはどんなことを支えるべきスポーツなんだろう?
- どんな職業の人がボッチャを支えるのに向いているのかな・・・
- ボッチャの活動を支えるために必要なことについて
- ボッチャの活動を支えるのに向いている職業ついて
それではボッチャの活動を支えるのに向いている職業についてお話していきます。
KOJ
- 「KOJのボッチャ教室」のブログ管理者
- 作業療法士
- ボッチャ指導者
- 女の子と男の子の二児の親
ボッチャの活動を支えるとはどういうこと
- 環境を整える
- 生活をサポートする
- カラダを整える
- メンタルを整える
環境を整える
ボッチャができる場所がそもそも必要です。ボッチャがもし出来る環境にないのであれば出来る環境を整えなければいけません。
環境を整えるとは定期的にボッチャができる場所を作るということです。ボッチャ教室やボッチャサークルなどの活動団体を作ります。
ボッチャの活動を、継続するためにサポートするスタッフを集めたり使用するボッチャボールを準備したり体育館にボッチャのコートを作ったり。
ボッチャができる環境がそもそもないとボッチャができないですよね。
生活をサポートする
生活をサポートするっていうのはボッチャ教室なり活動に参加した時に起こる問題を解決するということです。
入り口に階段や段差があると車椅子ユーザーや足が不自由な人にはこまる問題になります。
また、トイレは洋式で車椅子でも使えるか。介助が必要なら介助できるサポーターが必要ですよね。
こういったことに気づくという1歩が大事です。
カラダを整える
カラダを整えるというのは、筋力であったり姿勢であったりボールを投げるフォームであったりです。
ボールを持つための指の力はあるかな?無かったらどういう風にしていくか。
立ち方や座り方の改善はないか?無駄な努力をした姿勢になってないか。
投球時の肩の動きやボールを離す時の動きなど、その人に合った投球フォームを考える。
こんな感じで、カラダについて考え指導できることが必要です。
メンタルを整える
ボッチャは試合時間も長かったり集中しながら一球一球をなげます。
やってみるとわかりますがとてつもなく緊張しかなりのストレスを感じることがあります。
また、練習の時もそうですが上手くいかないことがあり気分が落ち込むこともあります。
そんな時にどのような声かけをするだとか、集中できるように促す関わりも重要です。
何より楽しいと思えるような取り組みが必要ですよね。
ボッチャの活動を支えることに向いている職業は
- 作業療法士
- 理学療法士
- 看護師
- 介護士
私は医療や介護従事者にこそ向いているかと思います。もともと障がいを持った人を対象に活躍している職業ですので障がいを持った方が参加するスポーツには欠かせないと思います。
また、普段から障がいを持った人のことを考えている職業なのでボッチャの活動を支えるにはうってつけの職業でしょう!
ボッチャの活動を支えるためにすること
- ボッチャについて学ぶ
- ボッチャについての資格をとる
- ボッチャの活動状況をリサーチする
ボッチャについて学ぶ
ボッチャのルールなど基本的なことを理解することは最低限必要です。
ボッチャについてまとめていますのでこちらの記事をごらん下さい。
記事:ボッチャとは
ボッチャについての資格をとる
ボッチャの活動を支えるならボッチャの資格を持っておくといいでしょう。
まずはボッチャサポーターの講習を受けてみて下さい。ボッチャサポーターの講習は半日程度で終了します。
私が受けた時は、ボッチャについて説明と講義があった後に実際に簡易コートでしたがボールの投げ方や技の紹介がありました。
ボッチャサポーターの講習を受け会費を払うことでボッチャサポーターになることができます。
ボッチャの資格を持っていることでボッチャを支える活動がしやすくなるはずです。
ボッチャの活動状況をリサーチする(自分が住んでいる市区町村)
自分が住んでいる地域でボッチャの活動が行われているのかを確認してみましょう。
都道府県のボッチャ協会などで近くにボッチャ教室を開催している場合があります。
また、ボッチャ協会主催でなくてもボッチャの活動を行っている団体もいるかもしれません。
しかし、市区町村においてボッチャの活動を行っていない地域があるかもしれません。
そんな時はぜひボッチャ教室やボッチャチームを立ち上げて地道でもいいのでボッチャの活動を始めましょう。
ボッチャの活動を支える準備を始めよう
- ボッチャ教室の目的を決めよう
- ボッチャ教室を運営する仲間を集めよう
- ボッチャ教室を運営していくための支出を考えよう
- ボッチャ教室の活動頻度を決めよう
ボッチャ教室の目的を決めよう
まずは、ボッチャ教室を立ち上げるにあたって私がどうしたかということですがボッチャ教室を開く目的を考えました。
ボッチャを通して障がいを持った人も持たなかった人も一緒に集まって楽しむということでした。
共生社会などという難しい言葉を使ったりしますが、障がいを持ってもできるスポーツならみんなで楽しめるよねっていう感じです。
ボッチャ教室を運営する仲間を集めよう
目的が決まったら一緒にボッチャ教室を運営してくれる団体や人を探しましょう!
障がい者スポーツ指導員を見つけたり、作業療法士や理学療法士は打ってつけだと思います。
作業療法士や理学療法士は普段から障がい者の地域生活へ復帰することに興味をもっている人が多いです。
私もきっかけは関わっている障がいを持ってしまった人が施設や病院から地域にもどったらどうなってしまうんだ…
こんな気持ちからボッチャ教室を立ち上げているので作業療法士や理学療法士はきっとボッチャ教室に興味を示してくれるはずです。
ボッチャ教室を運営していくための支出を考えよう
そうは言っても自己犠牲で活動資金を自分で払っていてはボッチャの活動を継続することはできません。
ボッチャ教室を運営するのにどのくらいの支出があるのかをしっかりリサーチしていきましょう。
具体的な支出としては、
- ボッチャボールを準備する支出
- ボッチャ教室を支えるボランティアに対する謝金
- ボッチャ教室を行うための会場費
こういったものをどうするか考えて下さい。
私が気がつかなかった支出として冬場の会場の暖房費です。意外に暖房費はかかるので忘れずに支出として考えておきましょう。
ボッチャ教室の活動頻度を決めよう
ボッチャ教室を主催する人が決定できることです。自分がボッチャ教室を開ける頻度を決めていきます。
立ち上げは無理せずスタートした方がいいかと思い、私は月に1回から活動頻度を決めました。継続した活動にするためには確実にできる頻度からスタートすることをおすすめします。
ちなみに私はボッチャ教室を運営し始めてから2年経った時から月に2回のボッチャ教室へと活動頻度を増やしました。
まずは、継続して活動していける最低限の頻度からスタートしましょう。
ボッチャ教室を継続できないのは1番もったいないので!
まとめ
ボッチャの活動を支えるとはどういうことかというと以下の4つです。
- 環境を整える
- 生活をサポートする
- カラダを整える
- メンタルを整える
ボッチャの活動を支えることに向いている職業は医療従事者が向いていると感じる。
- 作業療法士
- 理学療法士
- 看護師
- 介護士
ボッチャの活動を支えるためにするとは3つです。
- ボッチャについて学ぶ
- ボッチャについての資格をとる
- ボッチャの活動状況をリサーチする
ボッチャの活動を始めるならまずは活動を支える準備をしてみましょう。
- ボッチャ教室の目的を決めよう
- ボッチャ教室を運営する仲間を集めよう
- ボッチャ教室を運営していくための支出を考えよう
- ボッチャ教室の活動頻度を決めよう
一緒にボッチャを楽しもう。
ボッチャは年齢・性別・障がいも関係なく楽しくできるスポーツです。
私はボッチャを本格的に始めようと思って転職しました。土日休みや給料アップが期待できるので転職も自分自身の一つのステップアップです。
レッツチャレンジ!