子どもがサッカーを続ける理由。親として考えたこと
「もう辞めたい」
子どもからそんな言葉を聞いたことがある親御さんも多いのではないでしょうか。
私の息子は小学3年生からサッカーを続けています。現在は小学6年生。決してチームの中心選手ではなく、試合に出られないこともあります。それでも、つらいと言いながら、嫌だと言いながら、グラウンドへ向かい続けています。
親としては「無理をさせていないだろうか」「もっと楽しい環境の方がいいのではないか」と悩むこともあります。しかし、その姿を見ているうちに、私は『続けること』の大切さについて考えるようになりました。
今回は、サッカーを通して息子から教えられた「頑張り続けることの価値」について、子育て中の一人の親として感じていることを書いてみたいと思います。
ある日の出来事

私の息子は小学3年生からサッカーを続けています。
現在は小学6年生。U-12のカテゴリーで活動しています。
正直なところ、息子は飛び抜けてサッカーが上手なわけではありません。
練習から帰ってくると、
「今日はきつかった」
「行きたくないな」
「疲れた」
そんな言葉を口にすることもあります。
大会で決勝トーナメントまで進むと、試合に出られないこともあります。
ベンチで仲間の活躍を見守るだけの日もありました。
親として見ていると、悔しいだろうなと思うこともあります。
「もう辞めたい」と言い出しても不思議ではない状況です。
それでも息子は、3年間サッカーを続けてきました。
その姿を見ながら、私自身もいろいろなことを考えるようになりました。
親として考えたこと

続けることの価値
私は「辞めること」が悪いとは思っていません。
合わないことを無理に続ける必要はありませんし、新しい挑戦のために一区切りつけることも大切です。
大人になっても同じです。
仕事でも趣味でも、環境を変えることが必要な場面はあります。
ただ一方で、
「うまくいかないから辞める」
「つらいから逃げる」
これを繰り返してしまうと、何かを乗り越える経験を積みにくくなるのではないかとも思います。
息子がサッカーを続けている姿を見ていると、試合に出られなくても、怒られても、失敗しても、また次の練習に向かっています。
その姿は決して派手ではありません。
でも私は、その姿勢そのものに価値があると感じています。
ぬるい環境で上を目指すか、厳しい環境で頑張るか
子育てをしていると、こんなことを考えることがあります。
楽な環境で上位にいることが良いのか。
それとも厳しい環境で苦労しながら頑張ることが良いのか。
もちろん答えは人それぞれです。
ただ私は、少し背伸びをしなければならない環境で努力する経験は、子どもの成長につながると思っています。
試合に出られない。
レギュラーになれない。
自分より上手な子がたくさんいる。
そんな現実と向き合いながらも、
「次は頑張ろう」
「もっと練習しよう」
と思えること。
これはサッカーの技術以上に大切な学びではないでしょうか。
社会に出れば、自分より優秀な人はたくさんいます。
努力しても結果が出ないこともあります。
だからこそ、子どものうちに「思い通りにならない経験」をすることは決して無駄ではないと思うのです。
サッカーを通して学んでほしいこと
私が息子にサッカーで一番学んでほしいのは、技術でも勝利でもありません。
我慢する力。
努力を続ける力。
悔しさを乗り越える力。
そういった、人として生きていく上で大切な力です。
もちろん、無理をして心が壊れてしまうような我慢は必要ありません。
でも、
「もう少し頑張ってみよう」
「もう一回挑戦してみよう」
そう思える経験は、これからの人生の支えになるはずです。
サッカーを辞めても構いません。
将来プロになる必要もありません。
ただ、サッカーを通して得た経験は、きっと大人になってからも残り続けると思っています。
同じ親御さんへ

子育てに正解はありません。
何が正しいのか、今でもよく分かりません。
もっと楽な道を選ばせた方がいいのか。
もっと厳しくした方がいいのか。
親も日々悩みながら子どもと向き合っています。
ただ一つ思うのは、結果だけを見ないようにしたいということです。
レギュラーになったか。
試合に出たか。
ゴールを決めたか。
もちろん大事です。
でもそれ以上に、
悔しくても練習に行った。
負けても続けた。
できないことに挑戦した。
そんな姿を認めてあげたいと思っています。
子どもは思っている以上に頑張っています。
だからこそ、親は一番の応援団でありたいですね。
まとめ

息子はサッカーが特別上手なわけではありません。
試合に出られないこともあります。
つらい、嫌だと言うこともあります。
それでも3年間続けてきました。
私はその姿に、大きな価値を感じています。
子育てに正解はありません。
しかし、うまくいかないことがあっても踏ん張る経験は、子どもの人生にとって大きな財産になるのではないでしょうか。
サッカーを通して息子が学んでいるのは、ボールを蹴る技術だけではありません。
努力すること。
我慢すること。
仲間と支え合うこと。
そして、思い通りにならない現実と向き合うこと。
そんな経験の積み重ねが、いつか大人になったときの力になると信じています。




